【いい筋肉とは?】
自慢ではありませんが、整体やマッサージに行くとよく、「いい筋肉してますね^^」と言われます。
ところで、いい筋肉ってどんな筋肉だと思いますか?
以前、筋膜をクモの巣に例えましたが、筋肉をなにか物に例えるとすると、『ゴム』に近いと思います。(性質的に)
ゴムって、ずっと放置しておくと劣化してカサカサになり、柔軟性が失われてしまいますよね。
そして、劣化したゴムを無理やり伸ばそうとするとゴムが切れてしまいます。
筋肉も使ってなかったり、ずっと同じ姿勢を続けていると固くなってしまいます。
また、筋肉への水分供給がうまくいかないと筋肉もカサカサになり、痛みや疲労を感じやすくなります。
そうすると、筋肉は本来発揮できる機能を十分に発揮できなくなります。
ゴムと同じように、いい筋肉かどうかを判断する上で指標となるのが「伸び率」と「強度」だと思います。
アスリートの筋肉って、強く・しなやかですよね。
また、そういった筋肉は水分をしっかり含んでいるので柔らかいです。
昔、浪越さんという有名な指圧師がモハメド・アリを施術したあとに「マリリン・モンローの筋肉と同じくらい柔らかかった」と言ったそうです。
いい筋肉は力を入れれば固くなりますが、脱力している時は柔らかいのです。
では、固くなってしまった筋肉を柔らかくするためにはどうしたら良いでしょうか?
まずは、ボディケアや筋膜リリースなどで固くなってしまった筋肉や筋膜をほぐします。
その後、日々のストレッチやトレーニングで、柔軟性のある使える筋肉にしていくことが重要だと考えます。
ちなみに、筋肉をゴムにたとえると、ストレッチはよりゴムがのびるようにするための動作で、ウエイトトレーニングはより強度の高いゴムにしていくための動作といったところでしょうか。
アメとムチを使い分けて、アスリートのような筋肉を手に入れたいですね。